活用事例

Boosteroidはグローバルなクラウドゲーミングプロバイダです。2019年に創業された企業で、端末とプラットフォーム全般において、PCビデオゲームへのリモートクラウドベースアクセスを可能にします。ゲームはリモートサーバーでレンダリングされ、ゲームプレイはインターネット経由でエンドユーザーの機器にストリーミングされます。これにより、ローエンドまたは旧式のウルトラポータブル機器を含めて、ほぼすべてのプラットフォームやオペレーティングシステムでビデオゲームを楽しむことができます。Boosteroidは、この業界のパイオニアであり、現在、最も大規模で積極的に事業を拡大しているプロバイダの1つです。欧州と米国に18のデータセンタがあり、そこにはASUSと共同開発した最先端のサーバハードウェアが設置されています。

クラウドゲーミングの進化 

クラウドゲーミングは、ローエンド機器でもハイエンドゲームをプレイできるようにするソリューションとして開発されました。現在では、その枠を大きく超えています。クラウドゲーミングは、ゲームへのアクセスをより迅速かつ容易にし、初心者ゲーマーからプロのプレイヤーまで、あらゆる層のユーザーを惹きつけています。クラウドゲーミングは、ハイエンドのゲーミングリグへの投資を必要とせず、ゲーム¬ファイルのダウンロードやインストールも不要です。ユーザーはブラウザやインターネットに接続されたデバイスで、ワンクリックするだけでビデオゲームに直接アクセスできます。クラウドゲーミングは、PCゲームへのアクセスも提供しており、コンソールがなくてもオンラインでアクセスでき、大型テレビでのプレイが可能です。ストリーミングサービスが、多くのユーザーの動画視聴や音楽鑑賞の標準となったように、クラウドゲーミングはビデオゲームの未来のかたちと言えるでしょう。

“「私たちにとって、ASUSは単なるベンダではなく、優れたカスタムサーバソリューションの設計と提供を約束する真のテクノロジパートナーであり、私たちのグローバル展開のための正しいパートナーであることをASUSは何度も証明してきました」”

- BoosteroidのIvan Shvaichenko最高経営責任者（CEO）

未来を形作る挑戦  

クラウドゲーミングは当初から、非常に有望な新しいテクノロジと指摘されていましたが、クラウドでのゲーム体験を高品質にするために改善が必要でした。レイテンシー、画質、ゲームプレイの全体的な円滑さは、クラウドゲーミングの採用を決定する際の重要な指標と考えられています。Boosteroidは、ASUSと共同で、超低レイテンシー、高画質、完璧なパフォーマンスで高度なクラウドゲーム体験を保証する最適なサーバインフラを構築し、これらの課題に対処しています。

Boosteroidは、ASUSとの継続的な研究開発により、最新のサーバーテクノロジを採用しています。2022年に米国で導入されたBoosteroidの新サーバーは、CPUとGPUの性能がアップしています。BoosteroidとASUSは近く、60-240fpsの4Kゲームストリーミングが可能なハードウェアソリューションを発表する予定です。これは本当のゲームチェンジャーです。

このソリューションにより、クラウド上でより洗練されたゲーミングが可能になり、現在の業界標準よりもさらに優れたゲームプレイ品質を提供します。さらに、この新システムは、4K映像に対応した大画面でのクラウドゲーミングを向上させます。2023年半ばまでに7000万台以上の大画面端末にPCゲームを提供することを目標にして、Boosteroidはシャープ、フィリップス、スカイワースなどの一流のテレビメーカーやセットトップボックスメーカーと提携しているため、このプロセスはBoosteroidにとって特に重要な意味を持っています。

ASUSのサーバーソリューションで前進

ASUSは、2019年からBoosteroidと緊密なパートナーシップを築いています。ASUSのサーバーソリューションは、Boosteroidの技術モデルとビジネスモデルにとって不可欠な要素です。研究開発、購入から保守・サポートまで、あらゆる段階でのASUSの柔軟性と関与は、Boosteroidが最も重視している点です。

ASUSのサーバービジネスユニットのゼネラルマネジャであるRobert Chin氏は次のように述べています。「ASUSは、Boosteroidと緊密に協力し、クラウドゲーミングテクノロジを発展させるために、市場をリードするラックスケールのサーバーソリューションを提供してきました。Boosteroidとの継続的なパートナーシップを楽しみにしており、最新のサーバーテクノロジを提供することで、同社のビジネス目標を達サーバーソリューションンいきます」。ASUSは、複数のサーバーコンポーネントベンダと協力することで、Boosteroidにソリューションを提供し、技術ニーズとビジネスニーズを満たすことに成功しています。現在、Boosteroidには全世界で300万人以上のユーザーがおり、2025年までに1億人に達することを目標に掲げています。

クラウドゲーミングでASUSを選ぶ理由とは

- 信頼できるなプラットフォーム

- NVIDIA、AMD、インテルのプラットフォームを含む、4K 60FPSのゲームストリーミングポートフォリオ

- TCO（総保有コスト）のために最適化されたvGPUの割り当て

ASUSクラウドゲーミングサーバ

- ESC4000A-E12: 高解像度ストリーミング機能をサポートするために、より多くのGPUオプションを提供

- RS720A-E12: クラウドゲーミングサービスに必要な高いパフォーマンスを提供

Boosteroidの注目ポイント 

Boosteroidは、アラブ首長国連邦（UAE）、ウクライナ、ルーマニアを拠点とするグローバルなクラウドゲーミングプロバイダです。Boosteroidのクラウドゲーミングサービスの開発は2017年に始まり、2019年に商業販売を開始しました。現在、Boosteroidは欧州と北米で利用可能です。Boosteroidは、同社のハードウェアが配置されている18のデータセンタを運営しており、これはGPUベースのインフラストラクチャとしては最大のネットワークの1つです。2022年には、同社の顧客基盤はアクティブユーザーが300万人を超えました。Boosteroidは、2025年までに1億人のアクティブユーザーを獲得することを見込んでいます。現在、Boosteroidには100人以上の従業員がいます。   詳細はこちらから