キーポイント

• AI サーバー：AMD EPYC 9005シリーズCPUとMI325アクセラレーターを搭載したESC A8A-E12UとESC8000A-E13P、並列コンピューティングと柔軟なネットワークを実現
• スケーラブルなマルチノードサーバー：RS520QA-E13は大容量メモリを搭載し、データ集約型ワークロード向けに6000 MTS の高速化を実現
• 汎用サーバー：RS720A-E13、RS700A-E13、RS521A-E12、RS501A-E12は、多様なワークロードでライブデータを効率的に処理するように設計

ASUSは本日、革新的な AMD EPYC™ 9005 シリーズプロセッサー を搭載したサーバーシリーズを発表しました。パフォーマンスと密度で新たな基準を達成し、AI駆動型データセンターのワークロードに対応します。フルラインアップには、AMD Instinct™ MI 325X アクセラレーター対応のESC-A8A-E12Uと、大規模な AIモデルトレーニング用に8基のGPUに対応するESC-8000A-E13P GPUサーバーがあり、比類のない計算能力を保証します。RS520QA-E13は、EDAおよびクラウドコンピューティング向けのマルチノードサーバーです。ASUSは、汎用タスク用のRS720A-E13、RS700A-E13、RS521A、RS501Aなど汎用性の高いソリューションを提供します。これらのサーバーは、幅広いアプリケーションで卓越したパフォーマンスを発揮し、最も厳しいワークロードの要求を満たすように設計されています。

中核をなすAMD EPYC 9005シリーズプロセッサーは、Zen5アーキテクチャをベースとし、最大192コア/ 384スレッド、最大5GHzの周波数を備え、AI駆動型データセンターのワークロードを前例のないレベルまで高めるよう設計された強力なプロセッサーです。業界をリードするvCPU 密度を活用し、最適化されたコンピュートとAI機能を組み合わせることで、混合型タスクまたは従来型タスクを問わず、AI推論において優れたパフォーマンスを実現します。多様なラインアップはx86アーキテクチャで統一されており、AMD EPYC 9005シリーズロセッサ ーを搭載したASUSサーバーを既存のx86インフラに簡単に統合することができます。これにより、データセンター内での効率的な移行や移動が可能になり、継続性が確保され、運用効率が最大化されます。

「第5世代AMD EPYCプロセッサーと最新のAMD Instinct MI325Xアクセラレーターは、最も要求の厳しいAI対応のデータセンターのワークロードに必要な計算能力をお客様に提供します」と、AMDのエンタープライズおよびHPCビジネスグループのコーポレートバイスプレジデントであるジョン・モリス氏は述べています。「私たちの高性能な計算技術により、急速に進化するお客様のニーズと現代のデータセンターに対応するための先進的で多様なエンタープライズポートフォリオを構築することができました。」

AIサーバー：ESC A8A-E12U と ESC8000A-E13P

ASUS ESC A8A-E12UおよびESC8000A-E13Pは、並列コンピューティングと柔軟なネットワークを実現するために特別に設計された8 GPU サーバーです。ESC A8A-E12Uは、7Uフォームファクタ、デュアルAMD EPYC 9005シリーズプロセッサーを備え、AMD Instinct™ MI325Xアクセラレーターをサポートし、最大6TB/秒の帯域幅を提供するGPU間のダイレクトインターコネクトを搭載することで、大規模なAIモデルや高性能コンピューティング（HPC）ワークロードの効率的なスケーリングを実現します。パワフルなAMD EPYCプロセッサーを搭載し、十分なメモリを備え、NVIDIA MGXアーキテクチャに完全に準拠したESC8000A-E13Pサーバーは、NVIDIA OVEおよびNIMへの対応を大幅に強化することができます。その機能を活用することで、ユーザーは専用インスタンスを作成し、シミュレーションとトレーニングを高速化し、リアルタイムのコラボレーションを可能にし、増大するOVEとNIMプロジェクトの需要に対応するためにインフラストラクチャをシームレスに拡張し、さらなるイノベーションと導入を促進することができます。

スケーラブルなマルチノードサーバー：RS520QA-E13

ASUS RS520QA-E13は、電子設計自動化およびクラウドコンピューティングアプリケーション向けにカスタマイズされた強力なサーバーです。先進のAMD EPYC 9005シリーズプロセッサーを搭載し、1ノードあたり12+8 DIMMの構成をサポートする卓越したメモリ拡張性を誇ります。これにより、1DPCで6000MTS、2DPCで4400MTSという驚異的なスピードを実現させました。革新的なフロントアクセス設計によって柔軟性が向上し、人間工学に基づいたハンドルとツールレスのブラケットにより、メンテナンスの手間が軽減されます。RS520QA-E13 は、優れた熱性能を発揮するよう設計されており、効率的な空冷ソリューションを使用して最大 400W のプロセッサーをサポートし、厳しいワークロードにとって最善の選択肢です。

汎用サーバー：RS700A-E13、RS720A-E13、RS521A-E12、RS501A-E12

ASUS RS720A-E13およびRS700A-E13は、192コアのAMD EPYC 9005シリーズプロセッサーを搭載しており、最大24個のDIMMに対応し、CPUのTDPは最大500Wです。RS720A-E13のGPU最適化設計は、AIワークロードおよび高性能コンピューティング（HPC）向けに、最大24台のオールフラッシュGen5 NVMeドライブと3基のデュアルスロットGPUを搭載し、トレーニング済みモデルと正確な予測によるライブデータの効率的な処理を実現します。一方、RS700A-E13は最大12台のオールフラッシュ NVMeドライブをサポートし、より高い帯域幅を実現することで、幅広いワークロードにおいて卓越したパフォーマンスと効率を提供します。

ASUS RS521A-E12およびRS501A-E12は、多様なワークロードを抱えるデータセンター向けに、電力使用効率（PUE）と総所有コスト（TCO）を最適化するように設計されています。これらのサーバーは、現代のデータセンターの増大する需要に対応するスケーラビリティ設計を特徴としています。AMD EPYC™ 9005シリーズプロセッサーを搭載したこれらの製品は、信頼性の高い日常業務に最適で、業界をリードするメモリ性能と複数のストレージ・オプションを提供し、クラウドやオンプレミスのデータセンター、ハイブリッドクラウド環境のワークロードに最適化されたアクセラレーションを実現します。

AMDを搭載したASUSの幅広いラインアップ

生成AIとLLMワークロードを加速させるため、ASUSは、多様なAIワークロードに適応する第5 世代AMD EPYCプロセッサーを搭載した幅広いサーバーソリューションを提供しています。金融コンピューティング、機械学習、計算ストレージ、データ検索および分析のいずれにおいても、AMDプラットフォームは驚異的なパフォーマンスを保証します。 

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