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アップデート : 2022/07/21 10:15:42
キーポイント
2022年7月12日、台北(台湾) — -サーバーシステム、サーバーマザーボード、ワークステーションの大手IT企業であるASUSは12日、影響力のあるMLCommons® MLPerf™ Training 2.0 ベンチマークに参加し、ASUS ESC N4A-E11およびESC 8000A-E11サーバーの特定の構成で10のトップパフォーマンスを達成したことを発表しました。
ASUSは完全かつ最適化されたソリューションの創出に注力し、強力な業界パートナーシップの構築に努め、多様な分野におけるAI開発を強化することで、技術の限界に挑戦しています。特にESC N4A-E11の独自のアーキテクチャは、多くのベンチマークとAI分野でランク上位の記録を達成しました。
この驚くべき記録は、CPUを1基、NVIDIA Tensor Core GPUを4基搭載したESC N4A-E11サーバーの最適設計がもたらしたものです。この設計により、最高数のシングルCPUコアと最も効率的なGPU通信が可能となり、研究機関や企業のAI開発、データセンターの作業におけるAI開発をますます加速させます。
2022年のMLPerf Training 2.0に登録申請し、MLCommonsの新しいメンバーとなったASUSは、同社のサーバーが競争の激しいAIトレーニングの分野で評価されることを誇りに思っています。
特にASUS ESC N4A-E11サーバーは、仮想化、医療診断、音声認識などのシミュレーションやデータ分析における多様なAI作業に最適な選択肢として提出されました。また、ASUS ESC 8000A-E11は、さまざまな使用用途に基づきPCI Express®(PCIe®)ソリューションのテストにも提出されました。どちらもそれぞれの分野で優秀な成績を収めました。
例えば、ESC N4A-E11は、7つのベンチマークでトップを獲得しました。この結果は、ESC N4A-E11の最適化されたハードウェア設計の利点を証明するものです。ESC N4A-E11は、4つのGPUを搭載したシングルCPUアーキテクチャを特徴とし、CPUとGPU間の通信の相互接続を最も効率的に行うと同時に、最高効率のNVIDIA NVLink®相互接続アーキテクチャを備えています。また、ASUSがこのハードウェアプラットフォームの利点を完全に取り入れ、活用できることも明確に示しています。
ESC8000A-E11 は、デュアルAMD EPYC™ 7763 CPUと8つの NVIDIA A100 PCIe 80GB GPUの構成でのベンチマーマークで3つのトップを獲得し、画像認識、音声認識、強化学習の各分野でBERT、MASKRCNN、MINIGO、SSD、RNNT、UNET3D AI モデルへの最適化でその実力が実証されました。
ASUSはESC N4A-E11においてCPUとGPUのアーキテクチャを巧みに活用し、AMD EPYC 7773XとNVIDIA HGX A100プラットフォームの強力な組み合わせによりパフォーマンスを最大化させました。この最適化されたハードウェア設計をASUS独自のファームウェアベースのチューニング技術と組み合わせることで、AIトレーニングモデルの全体的な効率と精度を加速させます。
ESC N4A-E11は、高性能コンピューティング(HPC)向けに特別に設計されており、今年だけで世界中の多くのHPCプロジェクトに導入されています。ASUSはESC N4A-E11を中東の研究機関に導入し、この独自の設計がAI研究分野に有益であることを示しました。また、優れたハードウェア設計に加え、概念実証やテスト工程から末端のユーザーへの最終的な納品に至るまで、優れたサービスも提供しています。
ASUSは、広範なAIポータルと豊富なAIソフトウェアスタックのもと、スーパーコンピューティングやデータセンターの分野で最先端のハードウェアを提供する統合ソリューションパートナーです。MLPerfベンチマークにより、ASUSのエンジニアはAIの応用と性能ニーズへの理解をこれまで以上に深め、MLCommonsを形成し成長させるイノベーションを提供し続けることができます。