Intel® Xeon®スケーラブルプロセッサーとECCメモリによる強力な性能

Z11PA-D8はIntel® Xeon®スケーラブルプラットフォームをベースに構成されており、前世代のプロセッサーよりも高いコア単位性能を実現するとともに、4つのメモリチャンネルによって50%広いメモリ帯域幅と、1.65倍の速度を備えた平均システムレベル性能を実現しています。Intel® Xeon®スケーラブルプラットフォームは仮想化性能も向上しており、システムあたり4.2倍の仮想機械(VM)を使用することができます。






最大2TBの高速DDR4-2666、すなわち2400MHz 3DS ECC RDIMMまたはLRDIMMをサポートする8個のDIMMスロットにより、Z11PA-D8は業界最先端のメモリ能力を提供します。

RAIDモードのデュアルM.2 SSDにより、性能とデータ冗長性が向上


デュアルM.2 SATA SSDがRAIDモードで最先端の性能とデータ冗長性を実現

デュアルM.2 SSDによって最大限の性能を実現するRAID 0構成では、シングルM.2 SSDドライブセットアップの場合よりも書き込み速度が40%向上しており、読み出し速度についても84%という驚異的な値を実現しています。あるいは、より信頼性の高いソリューションを実現するために、2つのM.2デバイスを組み合わせてRAID 1構成にまとめれば、直ちにデータの冗長性を確保することができます。Z11PA-D8にはオプションでVirtual RAID on CPU(VROC)機能を追加でき、Intel® Volume Management Device技術を使用してコネクターをNVMe SSD対応とすることができます。NVMe SSDはCPUに直接接続され、レイテンシの短縮と帯域幅の拡大を可能にする一方で、従来のハードウェアRAIDカードよりも消費電力を15W減らすことができます。



NVMe用デュアルOCuLinkによる高速ストレージインターフェースのサポート


NVMeデバイスとの効率的な接続のためのデュアルOCuLink

Z11PA-D8はデュアルオンボードOCuLinkが特徴で、OCuLinkをサポートするほとんどのNVMeデバイスとの間で効率的なポートツーポート接続を実現します。 PCIeトランザクションカードは必要ありません。


最大16台のSATA 6Gb/sストレージデバイスを接続可能

Z11PA-D8には4個のmini-SAS HDコネクターがあり、それぞれが外部デバイスと6Gb/sの高速接続とクリーンなケーブル配線を可能にする16個のSATAポートをサポートしています。

包括的なITインフラストラクチャ管理ソフトウェア


Z11PA-D8にはASMB9-iKVMモジュールが組み込まれており、中小企業向けにインバンドとアウトオブバンドの包括的な管理を可能にするASUS Control Centerソフトウェアが同梱されています。

ASUS Control Center (ACC)は集中管理型の統合IT管理プラットフォームで、サーバー、ワークステーション、デジタルサイネージを含むASUS製品のモニタと制御を行います。ACCは、リモートBIOSアップデート、モバイルデバイスを介した複数システムのモニタリング、ワンクリックでのソフトウェアアップデートやディスパッチングを可能にし、あらゆるITインフラストラクチャに関わるサーバー管理を容易にします。

組み込みのASMB9-iKVMモジュールは、リモートBIOSアップデート、ファン制御、スタンドアロンKVM、ビデオ記録、BSODキャプチャをサポートし、オペレーティングシステムがダウンした状態やオフライン状態であっても、あらゆる主要ブラウザで使用できる使いやすいウェブベースのグラフィカルインターフェースを通じ、24時間体制でリモートモニタリングと診断を行います。

メンテナンスを容易にするオンボードMicroSDカードスロット

Z11PA-D8はビデオおよびログファイル用の追加的なストレージとしてmicroSDカードスロットを備えていますが、これは、ウェブベースのASMB9-iKVMユーザーインターフェースを介して、OSリカバリ用のISOファイルに使用することもできます。この追加ストレージオプションは、ユーザーが他のデバイス上のファイルを表示し、そのデータバックアップを保存しておくことを可能にします。


より迅速なBIOSトラッキングを実現するクイック初期化ガイダンス

Z11PA-D8はクイック初期化ガイダンス機能を備えており、ユーザーはごく短時間でシステムを初期化することができます。これは、BMCファームウェアバージョン、システムシリーズ番号、メモリエラーメッセージ、さまざまな異常の診断結果を含むリアルタイムのシステム情報を提供し、より効果的で効率的なIT運用を実現します。

  • プログレスバーが現在のブートステータスを表示します。

  • 2桁のPOSTコードメッセージがスタートアッププロセスに関する包括的な情報をユーザーに提供し、ブートステータスを明確に示してくれるので、トラブルシューティングも容易です。