ASUS RS720A-E9-RS12V2は、最新のAMD EPYC™ 7002プラットフォームを採用し、驚異的なサーバー性能を実現しています。1CPUあたり最大64コア、最大128スレッドの処理能力を持つRS720A-E9-RS12V2は、最小限のスペースで驚異的なパワーを発揮します。32個のDIMMスロットは、クラス最高のメモリ容量とバンド幅を提供し、プロセッサに統合されたI/Oコントローラは、ディスクリートI/Oチップセットに起因するデータ転送のボトルネックを解消し、レイテンシーを低減し、システムパフォーマンスを劇的に向上させます。

RS720A-E9V2は、増大するデータのストレージ需要を効率的に管理するために、前面に最大12台のホットスワップ対応3.5インチSATA/SASドライブ、背面に12台の3.5インチドライブと2台の2.5インチドライブ（オプション）をサポートしており、多様なワークロードに対応可能なアーキテクチャとなっています。22110サイズのSSDに対応した2つのM.2スロットを搭載し、ストレージの選択肢を増やします。

ASUS RS720A-E9-RS12V2は、7つのフルハイトPCIe 3.0 x16スロット(x8モード)を搭載しています。このうち6つのスロットをペアにすることで、3つのPCIe 3.0 x16モード構成が可能です。また、RS720A-E9-RS12V2には、ロープロファイルPCIe 3.0 x16スロット（x16モード）1基と、OCP LANカード用のOCP Mezzanine 2.0スロット（x16モード）1基が搭載されています。柔軟な拡張性を備えたRS720A-E9-RS12V2は、ストレージやネットワークの幅広い用途に適合し、2Uサーバーでありながら高い拡張性を実現しています。

RS720A-E9-RS12V2は、サーバーのメンテナンスを容易にするために、ユーザーフレンドリーな設計を多数採用しています。22110サイズのSSDに対応した2つのM.2スロットを搭載し、ストレージの選択肢を増やします。サーバーのQコードがケースの外側から見えるようになっているため、問題の診断が簡単で便利になります。また、工具不要のラックレールキットが付属しているため、サーバの設置や取り外しが簡単にできます。さらに、工具不要でホットスワップ可能なファンを搭載しているため、メンテナンスが迅速かつ簡単に行えます。また、RS720A-E9-RS12V2は、パワーシェアリングボードを排除した省エネ設計により、消費電力と運用コストを削減しています。

RS720A-E9-RS12V2はiKVMモジュールを内蔵し、ASUS Control Centerがバンドルされているため、中小規模の企業向けに包括的な帯域外および帯域内管理機能を提供します。

内蔵のASMB9-iKVMモジュールは、リモートBIOSアップデート、ファンコントロール、スタンドアロンKVM、ビデオ録画、BSODキャプチャをサポートしており、主要なブラウザで動作する使いやすいWebベースのグラフィカルなインターフェースを通じて、OSがダウンしている場合やオフラインの場合でも、24時間体制のリモートモニタリングと診断が可能です。

ASUS Control Center (ACC) は、サーバー、ワークステーション、デジタルサイネージなどのASUS商用製品を監視および制御するための、集中型の統合IT管理プラットフォームです。ACCでは、リモートでのBIOSアップデート、モバイルデバイスを介した複数システムの監視、ワンクリックでのソフトウェアアップデートとディスパッチが可能なため、あらゆるITインフラストラクチャのサーバ管理が容易になります。

ASUS Control Centerの詳細

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ASUS Thermal Radar 2.0は、2つの革新的なインテリジェント検出技術とマルチファンゾーン設計を特徴とし、CPU、GPU、DIMM、HDDなどに異なるセンサーを配置して局所的な発熱情報を収集し、専用のファンフローを自動的に指定することで、全体のファン容量の消費を抑えます。さらに、マルチファンゾーン設計により、ゾーンごとに複数のファンカーブを設定できるため、手動での調整に必要な操作時間とコストを削減し、システムの信頼性と熱効率を効果的に高めることができます。