ASUS ESCN4A-E11はAIスーパーコンピューティングパフォーマンス用のAMD EPYC 7003サーバーで、4つのマルチインスタンスGPU（MIG）対応のTensorコアGPUを備えた、大規模で複雑なAIワークロードとHPCパフォーマンスを実現するために設計されたNVIDIA HGX A100ベースボードを活用します。 最大320GBの合計GPUメモリと相互接続し、システムの最適化された熱設計により、最大400W GPU *のサポートが可能になり、データ分析、AI、シミュレーションに前例のないパフォーマンスを提供します。

AIスーパーコンピューティング用に構築されたESC N4A-E11は、シングルソケットAMD EPYC 7003シリーズプロセッサを搭載し、AIおよびHPCワークロードに最高のパフォーマンスを提供し、280 WのTDPと、プロセッサあたり8チャネルDDR4-3200メモリを搭載した16個のDIMMスロットの大容量メモリをサポートします。

ESC N4A-E11は、独立したCPUおよびGPUエアフロートンネルを備えた合理化された設計を特徴としており、非常に効率的な熱放散を実現します。 この高度な設計により、GPUとCPUの両方の冷却が向上し、周囲の空気に熱を放出して、エネルギー効率を高め、システム電力を全体的に節約できます。

PCIe4.0は16GT/sの帯域幅を提供します。これは、PCIe 3.0の2倍の速度であり、消費電力の削減、レーンのスケーラビリティの向上、および下位互換性を提供します。 ESC N4A-E11は3つのPCIe4.0拡張スロットを備え、最大200GBのMellanox HDR InfiniBandスマートネットワークインターフェイスコントローラーをサポートして、超高速ネットワーク接続を提供します。

フロントパネルで最大2つのNVMe SSDをサポートする4つの3.5インチホットスワップドライブベイと、大容量のストレージと高スループットパフォーマンスを可能にする1つのM.2オンボードを備えています。 ESC N4A-E11は、GPUDirect ストレージをサポートして、ストレージとGPUメモリ間の直接パスを提供し、CPUのメモリ内のバウンスバッファを介した余分なコピーを回避します。

ESC N4A-E11は、効率が96％以上の3000W 80 Plus Titanium冗長電源をサポートし、運用コストを直接削減し、サービスを容易にします。 1 + 1電源装置の設計により、1つの電源装置のメンテナンスが必要な場合でもサーバーは動作し続けることができ、中断のない動作が可能になります。

ASUS ESC N4A-E11サーバーは、PFR FPGAをファームウェアの復元力のためのプラットフォームRoot-of-Trustソリューションとして統合し、ハッカーがインフラストラクチャにアクセスするのを防ぎます。 ASUSセキュリティソリューションは、2018 National Institute of Standards and Technology（NIST）SP 800193仕様に完全に準拠しています。

さらに、すべてのESC N4A-E11サーバーには、統合された暗号化キーを介してハードウェアを保護し、脆弱性に対する定期的なファームウェア更新を提供するトラステッドプラットフォームモジュール2.0（TPM 2.0）のサポートも含まれています。

*PFRとTPMはどちらもオプションでリクエストに応じてご利用頂けます。